桜の開花を待つわたし
今月で派遣先の満期を迎える。
家庭の事情で4月から新しい職場を探さなくちゃいけない。ここは絶対はずせない。
分かっちゃいたけど、なかなか就活をする気が起きず1月を迎えた。このまま延長すれば良いと思っていたしね。
実は、今の部署で同じ派遣の立場の男性から程度の低いモラハラを受けていたみたいなのだ。
受けていたみたいだというのは、私が鈍感かつお気楽なため気がつかなかった、、、いやなんとなく気づいていたけど、どこかでアホみたい信じたい自分がいたし、そんなのどうでもよかったから知らんぷりしてた。
確かにおかしいなぁって感じはずいぶん前からあったが、そんなわざわざ悪意を持ってひどいモラハラを一銭徳もないおばさんにしかけていたんだ〜って露も考えなかった。世の中にはそんなにも心の貧しい腐った奴がいるんだなぁと哀れにも思った。
ただそんな私の態度がよほどお気に召さなかったのだろう、そいつの底意地の悪いモラハラはだんだんエスカレートしてきたから、、、最近は感情を隠すつもりもなく本性丸出しヒステリックな面が見え隠れするもんだから、、、あえて本人に確認してみたら、あっさりモラハラの事実が判明した。
とにかくあまりにも程度の低くすぎる小学生レベルのモラハラなので、とても嫌な気分ではあるけれど。いままでどおり相手にせずにほっておくことにしている。
実は、同じく、いや、私よりもモーレツにひどいモラハラにあっている社員さんの態度が神なので、、、その態度をリスペクトしているのです。
モラハラなど全く無視して、 普通に明るくマイペースに仕事をこなしていらっしゃる、、、適度にかかわらないようにしつつも、、、ちゃんとひどいモラハラを認識しているのだ。ひたすら前向きなんだよね。
私より、ずっと年下の彼にモラハラの正しい対処法を教わった気がした。
私はわたしで、嫌な気分やムカつくキモチで、早くココを卒業したいと今までにない就活へのヤル気に火がつき、全力を注ぐことができている。桜は散りつづけているけど、、、私の母が常々正しい行いをしていればきっと良いことがあるって言っていたから。
まず、派遣元にモラハラの事実を伝え、ココの職場は延長したくないとの固い意思を表明した。
多分私への別の職場が確保できないというリスクはともなう が、モラハラをそのままにしてはいけない、悪しきものは白日にさらす必要があると思った。
事実、私は昨年まではここの職場をとても気に入っており、延長を切に希望し、根回しもしておいた、、、なのにあえてモラハラを明らかにするためにココを辞める決心をしたのだ。
事実、私の仕事ぶりは評価され延長の対象になり、私の意思が伝わってモラハラの事実が明るみになった。それだけで本望だ。
モラハラにあっていた社員さんは元気を取り戻し、沢山の後輩からも慕われ今やぼっちじゃない、、、理不尽な言葉を浴びせかけられることや、無視されることも少なくなった。
(まっ、彼が席をはずしているとモラハラアミーゴの名誉毀損ともとれる陰口は未だに日常茶飯事だけどね、、、)
結果、私は今までの安定していた4月からの職場を自ら失ったがまったく悔いはない。
ただ、不安がないわけではない、、、新しい職探しを始め、還暦近い年齢で桜が散り続け、心が荒れる母、妻を温かく見守る家族に支えられ、就活を精力的かつ前向きにがんばっている。やけ酒が毎晩続いておりますが()。
最初、家族からはそんなモラハラ野郎に関わるなって言われていた、、、でも、ひとりの社員さんが目の前で理不尽なイジメにあってることをとても見過ごすことはできなかった。
そのイジメに賛同せず、意見した私への風当たりは日に日に強くなり、最近では性格異常者の派遣男は感情を露骨に表し、無視や仕事でますます嫌がらせをしかけてきている。とても、陰湿なやり方で、、、。ホント気持ち悪い。
だからこそ、わたしは、私に対するモラハラは無視して、ひたすら関わらないようにしつつ、、、今までどおり仕事をこなしている。
叔母の
「悪意を向ける奴に煩わされず、
常に口角上げ、上向いて、
べっぴんさんでいるんや」
って言葉を心の支えに頑張ってる。
それと、最近になって職場の信頼おける仲間にモラハラの話をしたら、それは間違いなくたちの悪いモラハラだよって賛同してもらいホッとした。
モラハラは、ひとりで悩んでいないで誰かに話を聞いてもらうことはとても大切だと思う。
それと、モラハラされている社員さんを私が助けていたと思っていたが、逆に、たくさん助けられていたと気づき、心底ありがたいと思った。
私の能力を活かしてくれた素晴らしい上司にも巡り会えたし、その経験がつぎにきっとつながると信じている。
さまざまな人が働いている職場は、いろいろな出会いがある。その出会いを未来の糧にしなくちゃね、、、。
もうすぐ、桜🌸咲く。
…
きっと忘れない、、、3月19日、満開の桜咲く。
ダンナ君から、これからが本番だよって。
うん、頑張るよ!